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[調理師免許取得の為の実技] ソースの種類と製法の解説 …省略
マカロニグラタン
コックオーヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)
 …省略
ハーブティ
 …省略

【ソースベシャメルを使ったマカロニグラタン(シーフード)】

stand by

  • シーフードはそれぞれ下処理を済ませ、塩胡椒をする
  • オニオンはアッシェ(みじん切り)にして、サラダオイルでソテーする
  • マカロニはゆでる

sauce/ソースベシャメル

  • ミルク1L・強力粉75g・バター+サラダオイル(半々で合わせて75g)
    塩・胡椒・ローリエ▲point1
  • 油と粉を厚手の鍋でじっくりと炒め、できるだけ白い色を保ちながら、サラッとしたルーに仕上げます。熱いうちにミルク全量を一度に加えます。▲point2
    残りの材料を加えスパテラでこげないように混ぜながら20分ほど、弱火で煮込みます。
    …あらゆる場合に解説のスペースがありません。もし上手くできない or 疑問がある場合はメールでどうぞ

cooking

  • 鍋にサラダオイル少量、バターを入れシーフードを軽くソテーする。白ワインを加え多少煮詰め、ソテーオニオン、マカロニ、ソースベシャメル、を加え味付けする。▲point3
    好みでチーズを加える。
  • キャセロールなど好みの皿に移し、サラマンダーか高温のオーブンで表面に焼き色をつける。

point

▲point1 マカロニグラタンのソースはゆるくつくるのがコツ、そのためミルクが多めのレシピになっています。
▲point2 ミルクが多めのレシピですから、7〜8割の量を先に加える方法でもいいです。
▲point3 マカロニが鍋の中で泳いでいるような材料比、濃度を保つ。つまりソースは多めで、固いようならミルクをさらに足してのばす。


 ソースはメインになる素材と一体となってそのお料理が完成します。いろいろな材料を加えることで変化がつきますが、基本は組み合わす素材との(量・味付けも含め)マッチングが最も大切になります。

 ソースは目的とするお料理、材料によって、さまざまな作り方ができます。近年ではヌーベルキュイジーヌと呼ばれ、より洗練されたフランス料理の技法がある一方で、昔から作られていた、「ルー」をベースとしたお総菜的なお料理のソースの存在を忘れることはできません。

 旨みの出た出しやブイヨン、ミルクといった、もともとは液状のものをどろっとさせるわけですから、煮詰めるか、とろみのでるものを加える必要があります。そこで「ルー」やスターチが登場します。
  (「ルー」ということばは通常、粉と油を炒めたものをさします。)

 「ルー」のポイントはその炒め方で、おなじみのマカロニグラタンや鶏の赤ワイン煮の間にも、この炒め方の違いによる、お料理の変化をはっきりとみてとれます。

 一方のルーは白く白く炒め、色や焦げ臭さを出さないよう、慎重に炒めます。もう一方はさらに時間をかけて狐色に香ばしく炒めます。

 おもしろいのは、白いルーには[白く炒めたオニオン][透きとおったブイヨン][白いお魚や白く炒めた鶏肉]を組み合わせますし、もう一方の狐色(茶色)のルーには[茶色に良く炒めた香味野菜やトマト][表面を良く焼いた肉]を組み合わせます。

 調理の課程での色の組合せは、味と色が強い共通点をもっていることを証明しています。それはさらに料理の色とワインの色の相性にも発展していきます。お料理をめしあがるかたのお洋服の色は?・・というと飛躍しすぎでしょうか。(笑)

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