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クリエーターの「2年間を振り返って」


秋山 恵生
 ネイチャーガイドという仕事柄、圏域内のトレッキングコースは、ある程度歩いていたのですが、2年間のクリエーター活動を通して、地域の自然財産の調査を進める中で、より深く妙高の自然に触れることができました。地域の自然関連団体の方々にお集まりいただき、われわれ自然系クリエーターも加わらせていただいた「自然回廊づくり研究会」等のお知恵を頂き、それを元にして製作させていただいた「妙高四季彩博物園・自然回廊マップ」も完成させることができました。
 クリエーターとしての活動は区切りを迎えますが、近隣に住み、圏域内でも山里案内人会等で自然案内人として活動しておりますので、今後も「妙高四季彩博物園」の応援団として、頑張らせていただきたいと思います。この春からは、国際アウトドア専門学校の講師として、学生の指導育成に関わらせていただきますが、2年間のクリエーター活動で得た財産を若い人達に還元していきたいと思います。
 また、フィールド等でお会いしましたら、お気軽にお声掛け頂ければ幸いです。
 最後に、この場をお借りしまして、自然回廊づくり研究会でご指導を頂戴しました諸先生方、エコトレッキングや、カントリーウォークのイベントにご参加頂いた地域の皆様、多くのご指導を頂きました行政関係者の皆様、そして共に活動をさせていただいたクリエーターの方々に御礼を申し上げます。

麻生 由季
「二年間を通して、たくさんの人と出会い、様々なことが頭を過ります。いろんな方のお世話になり、活動することができました。ありがとうございました。
「新井宿わいわい会」はこれからも活動を続けて行きます。どうぞよろしくお願いいたします。」


小川 憲一
 長いとも思った二年間でしたが、今だ残雪を見る時期を迎え本当に短い「二年間」であったようにも思えます。京都から毎月欠かさず、常に意欲を持って滞在期間中充実した活動をさせていただくことが出来ました。初年度は「クリエーター事業」としてのインフラ整備にあたり、皆さまのお力添えのお陰で、活動領域も明確化し継続した事業展開を行うことができました。
1.国立少年「自然の家」では自然活動プログラムの助成を、
2.妙高村では教育委員会と学校連携のなかで総合学習支援や自然体験活動を、
3.斑尾高原では、自然観察のトレッキングルート整備や、ガイド養成などを行い、関連事業であった豊葦・「遊森の郷」では県と村の事業である、生活環境保全林整備に参画して、各種の自然活用サインを設置し、読売新聞「遊歩百選」のトレイルへ今春からの誘客が楽しみなお手伝いもできました。
 屋根のない博物園を、クリエーターの創造で展示物を造り、地域の方々と共に地元の振興のお役に立つこと…と言う大きなテーマでしたが、私がクリエーターを終えてこの地を去りましても展示物が残り、ソフト事業としての思想が、新しい妙高市の「市民の森」となって、地域に生かされ続けると思います。
 これだけの広い圏域では、二年で終えられない課題も発見でき、四月から新たに引続き妙高村の特命担当として構想などの具現化を推進させていただきます。
 この二年間、博物園構想に関係されるお立場の方々から、私に対し絶大なご支援と対応をいただき、提案を支えて下さいました、各市町村の皆様に厚く御礼申し上げます。 
「有難うございました」


谷中 優
 昨年度は、音風景の調査収集と、環境CD『妙高・音の風景 〜水を聴く〜』の制作に加え、講座をそれぞれ10回(全50回)と、三日間の夏季集中講座(4タイトル、全20回)を企画し、1講座、10回分(サウンドスケープ)の中止を除いたすべて、全60回を実施した。その中には各種のレクチャー・コンサートや子どもを主体とした音楽祭も含まれる。
 今年度は、昨年度からの音風景の調査収集と、環境CDの第二弾『妙高・音の風景 〜小鳥のさえずり・虫の音〜』の制作に加え、音楽講座を「アルプホルン」と「作曲」の二講座に絞って企画実施した。また夏季講座は、手作り楽器の製作に限って実施した。講座とは別に、3つのコンサート(音楽祭含む)を企画したが、最終的にクリスマス・コンサートを除いて「妙高村・遊符音楽会」「妙高四季彩音楽祭」は、盛況のうちに終えることが出来た。
 音風景の収集では、いろいろアクシデントがあったが、一番泣かされたのは「風」である。ウィンド・スクリーンで何重にも防備したマイクを使用しても、風のノイズはどうしても入ってしまい、収録時と同じく編集にも苦労した。しかし春の雪解け、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色、四季折々に変化する自然の景観と音の風景に接する時、自然の恵みの豊かさを感じずにはいられない。
演奏会や音楽講座などのイベントの実施に伴い、多くの人々との出会いがあった。また合唱団や和太鼓の合奏団、三味線など、地域に数多くの文化団体が存在し、それらの活発な活動を知り、触れることができたことはうれしいことであった。
 音楽講座後、受講生の有志が集まり、アルプホルンの同好会が発足したと聞く。作曲講座の受講生の何人かは、一人で曲作りができるようになった。手作り楽器の参加者は作った楽器で時々楽しんでいるという。身近なもので、気が向いたときに、その人たちはまた自分の興味のあるものに取り組んでいくことだろう。
 地域の音楽文化の継続と創造的な活動の活性化に少しでも寄与することができたならば望外の喜びである。全ての人々に感謝。2004.3.24 松戸にて


ツルシカズヒコ
楽しかったです。
いろいろな人に出会えたことが一番、有意義でした。
なにかを変える原動力は、たったひとりから始まる――という言葉が好きです。
そんな言葉を実践している人に、いっぱい出会えたような気がします。
16年度も年4回、『妙高博物園新聞』が発行されます。
頑張ります!


吉谷 昭憲
 振り返ってみると、この2年間は夢中で走ってきたように思います。考えてみると、広大な5市町村を2年の間にまとめることなど無理であるはずなのに、一つでも多くの情報を得ようとして、寸暇を惜しみ突き進んできました。例えば、2002年度のライトトラップは、夜を徹して新井市南部の羽山中心に6回行いました。この調査では、大滝の湯の施設が大いに役立ち、住民の岡田さんには大変お世話になりました。しかし、全体的には、組合の方や地域の方々と楽しく過ごす時間がほとんど持てなかったのが心残りでした。
 ただ、昨年は写真展を各地で開催させていただけたため、間接的ではありますが、地域の方々の声を聞くことができ、貴重な体験となりました。また、回数は少なかったものの、地元の小学生たちと直接触れあえたのはとてもラッキーでした。それと、地域内の方の紹介により、新潟県ネイチャーゲーム協会の方々と交流が持て、より視野が広まったこともうれしい出来事でした。
 クリエーターの2年の活動はとりあえず終了しましたが、残された膨大な資料写真を、これからいろいろな形で活かして使ってくださるとうれしく思います。すでに、各市町村から写真借用の要望も入ってきておりますので、これで終わりということではなく、この先ますます皆さんとの関わりが強くなることが期待されます。末永いおつきあいになりますことを願ってご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。


 

 
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